#世界の賢人と語る「資本主義の先」by #井手壮平

近々の情報として「世界の賢人と語る「資本主義の先」」を一瞥しました。

p76第4章 本当の労働運動とは
・米で相次ぐスト2023年
 全米脚本家組合・映画俳優組合11%賃上げ・全米自動車労働組合25%賃上げ・他社への影響・教師・看護婦・料理人・アップルストア・スターバックス・アマゾン倉庫
・日本
 西武池袋本店・ABCマート
・日本の労働組合の問題
 連合、全労連は組合ごっこ
 企業別組合では弱い、産業別組合が良い
 一般労組個人加入型労組の業種別交渉が良い

そもそも労働運動とは何なのだろう。
人間の全存在の中に位置づけなくてはならない。
幸福方程式の中で、肉体の健康変数に関与する事柄である。
AIロボット等により、労働が不要になる迄の期間に属することであり、労働者の労働環境を正しき水準に保持する運動である。特に賃金である。
事業で得た利益を参加した人々で分配する。
経営者層、株主、社員、会社への今後の投資で分配。
妥当な分配の理論が無いため、争うのではなかろうか、また、結果、最適な経済体制になっていないのではなかろうか。

p97第5章 民営化信仰を問い直す
・2008年、パリの水道事業を民営化から公営化へ

現在の資本主義は自分のおカネの増大を目標にしている。
こういう組織に公共資産(水道他)の経営を任すわけにはいかない。
公共の役に立つことを目標にした組織に任せなくてはいけない。
そもそも、自分のおカネの増大を目標にして働くことがおかしいと思う。
須らく、他の人の役に立つことを目標にして働かなくてはいけないのである。

p113第6章少子化と教育
日本の教育に対する公的援助は少ない
フィンランドは大学まで無償、高校まで義務化

日本はなぜ、フィンランドのように、長期的展望で真剣に教育、政治に向き合わないのだろう。
為政者、行政者の質の低下、つまり、彼らがうけてきた教育の低さ、つまり、自分の利益を最優先、他者への思いをなおざりにする教育が全ての原因ではなかろうか。

p123第7章そのお金はどこから来るのか
MMTの登場

日本の実例をみると、MMTが正しい気がする。
ただ、インフレ抑制時、機敏に対応できるかが不明。
そこは理論的に詰めれなのだろうか。




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