日本共産党の綱領についてみていきます。
https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
綱領(日本共産党のホームページから引用しています)
1 戦前の日本社会と日本共産党 ………………… 4
2 現在の日本社会の特質 …………………………… 10
3 21世紀の世界 ……………………………………… 20
4 民主主義革命と民主連合政府 ………………… 30
5 社会主義・共産主義の社会をめざして ……… 42
日本共産党の綱領の結論は「5 社会主義・共産主義の社会をめざして 」になると思います。
「資本家の搾取を無くすため、社会主義・共産主義の社会をめざす」と述べています。
この考え方は、マルクスの思想そのものを掲載していると思います。
しかしながら、「搾取」から論を始めるのは違うと思います。
「全国民の幸福」から論を始めるべきだと思います。それを実現する方法の一つとして、「搾取全廃」というのが出てくるかもしれません。他の方法も別途あるかもしれません。
「搾取全廃、社会主義、共産主義」が目的では無いはずです。それは手段でしかないと思います。
マルクスにも同様なことを感じます。
マルクスが全国民の幸福論を正面切って考察したことは無いように思います。
それでは、いけないと思います。
マルクス思想をそのまま伝統的に継承していると思われる共産党も当然、全国民の幸福論を正面切って考察したことは無いように思います。
それではいけないと思います。
ですから、議論がもっぱら、経済体制、物質の取得、に尽きてしまうのではないでしょうか。幸福には、感情の健康の要素もあります。そこへのアプローチがありません。幸福に対しての考察が不十分だから、俯瞰的に人間の存在についてみることが出来なく、偏ってしまい、経済体制、物質の取得関連のみを議論してしまうのではないでしょうか。
私の考えに寄せて考えると、日本共産党は「幸福方程式」( https://shakai.cyou/幸福方程式/ )レベルまでの俯瞰的考察をしなくてはいけないと思います。そこから、全てを発想すべきかと思いますが、いかがでしょうか。
—-考察は、途中です。これから継続していきます—-
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